2020年度

◆ 香川大学 × 津田塾大学◆

 「また訪れたくなる香川(小豆島)」を実現する観光情報サービスを創出するオンラインワークショップを実施しました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今夏のすべてのプログラムを中止せざるを得ない状況の中、本学の八重樫ゼミ・米谷ゼミと、津田塾大学の小舘ゼミによる、初のオンラインによるワークショップ開催となります。ワークショップは2020年5月28日、6月11日、6月25日の3日間、各日約3時間という限られた時間のなかで行われ、香川大学生13名、津田塾大学生24名の合計37名が、9つのチームに分かれてワークに取り組みました。今回、昨年(2019年)の夏に実際に小豆島へ訪れ、ワークショップ型短期プログラムを経験した学生も参加しており、彼らの経験がより実状に沿った課題解決提案に活かされました。
 学生たちはチームごとにアイデアワークを行い、最終日の提案発表会ではプレスリリースからプロトタイピングまで盛り込んだ提案発表を行う事で、いずれのチームからもかなり現実的で具体的な新サービスが提案されました。発表方法もオンライン発表会とは思えないほど多様で、寸劇や紙芝居を取り入れたり、スマートフォンアプリの実装イメージを実演するなど、全チームともにオリジナリティのある充実した発表会となりました。
 今回オンラインでの実施にあたり、オンラインミーティングシステム上でデータを共有できる機能を利用して、全チームがお互いのアイデアを常に参照できる状態でワークショップを行いました。これにより、9つもあるチームの提案がひとつも重複せず、またいずれも高いクオリティの提案となったことから、今回のオンラインワークショップは大変有意義であり、ポストコロナにおける新たな一歩と感じております。
 今後、今回の参加学生や本学起業部などにより、社会実装されることが期待されます!

【 チーム名 / アイデア 】
・かけうどん / ランダム飲食バス「ガチャバス」
・かまたまうどん / ECサイト:Olive Connect
・しっぽくうどん /  ユーザ発ワンストップ型サービスプラン
・かまバターうどん / 小豆島PASSPORT
・しょうゆうどん / 夢やもり  ★最優秀賞★
・ぶっかけうどん / 「何もしない」ができる宿
・ざるうどん / LINKEDKAGAWA
・肉うどん / 旅人の箱舟プロジェクト Show Do マッチングサービス
・カレーうどん / 写真管理サービス 'Filoop'