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令和3年10月1日(金)、旧善通寺偕行社(香川県善通寺市文京町2-1-1)において、香川大学生および東京圏学生による善通寺市立新図書館等利用促進に向けた政策立案プロジェクト成果報告会を開催しました。

本学と善通寺市は平成24年度に包括的連携協定を締結し、教育・研究の推進及び地域の活性化に取り組んできました。今回、令和4年に開館が予定されている善通寺市立新図書館及び善通寺市庁舎敷地内公共施設(総合会館、子ども・家庭支援センター等)の利用促進に向けたプロジェクトに、本学学生と丸善雄松堂株式会社が共同で取り組み、コロナ禍において様々な活動が制限される中、オンライン会議システム等をフル活用して政策提言をまとめました。

本プロジェクトは、本学で地域づくりや地域の課題解決を実践する授業として開講している「瀬戸内地域活性化プロジェクト」、「地域インターンシップ」、及び本学が都市圏の大学と実施している「大学連携推進事業」において取り組んだものです。特に「大学連携推進事業」では、東京圏の学生(芝浦工業大学・津田塾大学)も交えたチームが、サービスデザイン思考によるアイデアを考察しました。

当日は、森善通寺市教育長の開会挨拶、神田特命講師による事業説明のあと、本学学生チーム及びオンラインで参加した東京圏学生との合同チームによる提案が行われました。
報告会では、青空図書やデザインアートを通したコミュニティの結成等、様々な提案がなされ、参加者からは多数の質疑応答がありました。

また、終了後は中嶋総本山善通寺住職、高田丸善雄松堂株式会社専務、山神副学長からもこれまでにない斬新なアイデアである等の貴重なご意見を賜り、実現の可能性に向けた有意義な報告会となりました。