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◆香川大学 × 芝浦工業大学 × 津田塾大学◆


 土庄町の「旅先納税」を促進させるための仕掛けを生み出すため、ユーザーに使われやすい仕組みやサービスを提案するワークショップ型の短期プログラムを実施しました。デザイン思考の概念を応用し、ブランディング・マーケティング・プロモーションなどの点から考えるこのプログラムでは、システムやサービスのアイデアに留まらず、アイデアに基づいた試作品(プロトタイプ)も開発します。
 香川大学創造工学部の石塚昭彦教員と津田塾大学総合政策学部の鈴木貴久教員によるこのプログラムは、2023年8月6日(日)から8月9日(水)までの3泊4日の日程で実施され、香川大学生6名、芝浦工業大学生1名、津田塾大学生8名の合計15名が参加しました。


 土庄町企画財政課の九冨様から土庄町の基本情報や旅先納税についての説明を受けた後、グループに分かれて価値観共有ワークを行い、向かうべきビジョンを描いたり魅力的なキャッチフレーズを考えたりしました。本来はフィールドワークの後にワークショップを行う予定でしたが、天候不良により日程が前後しました。しかしこれが功を奏し、自分たちが考えた取り組みが実際に小豆島の中でどのように活用できるかをフィールドワーク内で確認できる貴重な機会となり、その後のプロトタイプ制作に大きく反映しました。
 学生からはPR面、仕組み面、仕掛け面などの他方面から納税を促す案が出され、土庄町職員の方との話合いで内容をブラッシュアップさせました。
報告会ではふるさと納税に限らず観光振興でも活用できるアイデアが提案され、実現に向けて考えていきたい旨の高評価を頂きました。