2022年度

◆香川大学 × 津田塾大学

 日本のオリーブ栽培発祥の地・小豆島。オリーブオイルを絞ったあとの果実を飼料として配合したものを讃岐牛に与え生まれた「小豆島オリーブ牛」。小豆島特産のプレミアム黒毛和牛の品質の良さを世界に発信するためのブランディングを考える目的で、香川大学と津田塾大学の合同チームでワークショップを実施しました。2022年8月7日(日)から8月10日(水)までの3泊4日の日程で、香川大学生7名、津田塾大学生5名の計12名の学生が参加しました。





 土庄町農林水産課の職員から小豆島の産業や小豆島オリーブ牛について講演をオンデマンドで聴講した後、小豆島に滞在して、グループに分かれて現地でのフィールドワークと、ビジョンボードやコンセプトボードを用いたアイデア創出ワークに取り組みました。最終日には、ブランド力向上のためのアイデアや広報支援について成果発表会を実施しました。学生からは、生き物を扱う難しさや生産者の熱意、刺激を受け、学生視点でのブランディング向上について提案があり、実装に向けて取り組みたい旨の高評価を頂きました。学生は初めての体験を通じて「自分の物事に対する視野を広げることができた」と、普段と違う交流を持つことの面白さを感じているようでした。